病院に行くのが遅かった』と誰もがつぶやく「浮腫み」と「腫れ」の対応の違いについて

-「腫れる」が示す紛らわしい意味合いとは-

一般的に「腫れる」といわれる状態は医学用語でいうと、「腫脹」と「浮腫」に分けられます。

これらが発生する状況やタイミングは全く違い、見分けがつかないと大変なことになることもあります。

今回は誰もが納得できる「腫脹」と「浮腫」の違いについて解説していきます。


-腫脹とは?-

炎症や主な原因で身体の一部が腫れて膨れることです。部分的な血管の拡張や充血、血管透過性の亢進などのメカニズムによって、血管内の血漿や血球(好中球、好酸球、リンパ球、単球など)が怪我をした部分に出てくる現象です。


-どんな時に発生するのか-

 怪我や手術などをした後が主な発生状況です。炎症症状の一つです。


-腫脹の特徴①(見て分かること)-

①熱感

②太さの左右差

③赤くなっている状態

④じっとしている時と動いているときに痛みがある状態


-腫脹の特徴②(血液検査から分かること)-

①CRP (C-reactive protein: C反応性蛋白質)

 正常値:0.3mg/dL

 炎症発生12時間後から上昇。2~3日でPeakとなる。

②WBC (white blood cell:白血球数)

 正常値:3500~9500/mm³

 炎症発生後12時間でPeakとなる。

③TLC (Total Lymphocyte Count:総リンパ球数)

 正常値:男性 1500~3200 女性 1600~3400 /μL

 免疫機能評価。WBCと照らし合わせて評価する。

 TLC高すぎると、アレルギー症状も出現しやすくなる。


-浮腫とは?-

何かしらの理由で組織液やリンパ液が過剰に体内に貯留した状態のことです。このうち、皮下組織内に貯留した状態を浮腫といいます。


-どんな時に発生するのか?-

浮腫の発生原因は多岐に渡ります。

浮腫は全身性浮腫と局所性浮腫に分けられ、さらにたくさんの疾患に分けられます。

 


-浮腫の特徴-

① 炎症症状は見られません(赤くならない・熱がない・じっとしていても痛くない)

② 触るとブヨブヨしており、圧迫すると凹みます

③ 酷い状態だと太さに左右差が見られます。

   

-浮腫の特徴(血液検査から分かること)-

①TP(Total protein:総蛋白)

基準値:6.5~8.0g/dL

 低アルブミン状態にて血管透過性亢進し、浮腫認める。

②Alb(アルブミン)

基準値:4.5~5.5g/dL

 ①同様

③尿中Na(尿中ナトリウム)

 基準値:40mEq/L以下

 急性腎不全では急性尿細管壊死を引き起こすためNaの再吸収困難


以上の内容となります。

どうしても見分けがつかない状態だったり、不安な方は病院への受診をおススメします。

早期発見が第一ですね!



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